高分子工学研究室

液晶の大手企業にも採用されている研究成果


山田 敏郎(教授)


多田 薫(助教)

 本研究室では主に、高分子材料の成形加工過程で生じる問題をコンピュータで解析し、企業の製造工程で実用できる最適設計や制御の手法を開発しています。

  • 主たる研究は高分子フィルム
  • 高分子フィルムは、液晶ディスプレイに代表されるフラットパネルディスプレイをはじめ、半導体、基盤、医療、建築資材など幅広い分野で活用されている。本研究室では、液晶ディスプレイで使われる光学フィルムや保護フィルム、電子回路用の基板フィルム、食品や雑貨包装用のチューブラーフィルムなどの製造工程における変形の状態や物性を解析している。 また、導電性ポリマーの改良やポリウレタン繊維の紡糸装置の解析などの研究にも取り組んでいる。
  • 企業との共同研究で数々の実績
  • 以上のような製造工程開発に関わる実験装置は極めて大規模であるため、本研究室が理論解析を、企業が検証実験を担当している。これまでに、企業との共同研究から新製品が開発されるなどの成果を上げている。
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