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学類長挨拶

理学・工学の合流点 自然システム学類

探求心と創造性あふれるサイエンティスト、エンジニアを育成します。

 自然システム学類は,金沢大学理工学域の中で最もユニークな学際的志向の学類です。私たちは,生物・人間・物質・地球からなる多様でダイナミックなシステムを「自然システム」ととらえ,「サイエンス」と「テクノロジー」を融合した新しい知識と技術を生み出すことを目指しています。
 私たちは,2012年3月,学類と して初めての卒業生を社会に送り出しました。彼ら,彼女らは4年前に学類一期生と して入学し,「夢」をかなえるため,物理学,化学,生物学,地球学の基礎分野を学び,さらに「生物学コース」,「バイオ工学コース」,「物質循環工学コース」,「地球学コース」で専門分野を修得した学生たちでした。充実した教育システムのもと成長した学生たちは、その後も社会や大学院に活躍の場を広げていっています。社会では,将来を担う技術者として,教育を担う高校や中学の先生として,さらに地域社会を支える公務員として活躍が期待されます。大学院へ進学した学生は,それぞれの専門分野を極め,国際的感覚を持つ,研究者や技術者を目指して勉学に励んでいます。
 社会が大学に求めるのは,専門知識のみを身につける教育でなく,これからの国際社会で生きていくための幅広い基礎学力と深い専門性、豊かな創造性,そして国際的環境でのコミュニケーション能力や説明力を育む教育です。自然システム学類では,社会が求めるこのような多様な能力をこれまでの理工の垣根を越えて身につけることができます。 また,学生は,自分の専門分野を確立する勉強を続ける中で必要となる専門以外の分野での考え方を学んで視野を広げることができます。そして,将来,広い視野に立って生物学,物質工学,バイオ工学,環境科学,地球科学の観点から,自然システムを理解する研究者,技術者,そして教育者として活躍することが期待されます。

自然システム学類長 神谷隆宏

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