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学類の理念・目標

学類の理念・目標

「自然システム学類」はこれまでの工学部と理学部が統合してできる新しい学類です。私たちは,生物・人間・物質・地球で形成される系を自然システムとして捉え,その包括的な理解と応用を取扱う新分野の創造を目指しています。そのために,「生物学コース」「バイオ工学コース」「物質循環工学コース」「地球学コース」を設置し,生物学,物質工学,バイオ工学,環境科学,地球科学の複合的視点から自然システムを総合的に理解するとともに,基礎科学を重視し,その成果の人間社会への応用を可能にする教育を目標とします。

教育目標

自然環境と科学技術の調和と発展を目指すという理工学域の目的のもとに,自然システム学類では,基礎科学に重点を置き,生物・人間・物質・地球で形成されるシステムに関する教育を行います。理学と工学,および基礎と応用の統合を目指し,柔軟な広い視野で思考できる能力を持つ人材の養成を目指しています。また,これらのシステムの基本を追求する研究者,その成果を人々の豊かな生活の実現に応用できるエンジニア,及びこれらの知識の普及や人材育成に貢献できる研究者を育成します。

教育内容

実験や演習に重点を置いた専門教育を行い,自主性,創造性,協調性の育成,およびプレゼンテーション能力の向上が可能な教育指導により,自然の本質を追求し,その成果を豊かな暮らしに応用できる創造性あふれるサイエンティストやエンジニア,教育者の育成を目指し,以下の 4コースのカリキュラムを提供します。生物を中心に分子・細胞から個体・生態系まで生物学の多くの基盤分野ついて幅広い教育を行う「生物学コース」。工学的知識を基盤とし,生物工学の幅広い知識と高い問題解決能力を合わせもつ技術者の育成を行う「バイオ工学コース」。化学工業におけるさまざまな問題や課題を工学的に解決する能力を身につける「物質循環工学コース」。地球を中心にその内部から水圏・大気環境及びそこに生きる生命をも含む様々な側面について,実験・実習・野外調査に重点をおいた教育を行う「地球学コース」。

研究内容

生物・物質・地球の多様な分野を対象に,生物学・バイオ工学・物質工学・地球科学・環境科学に関する先端的研究を行っています。生物についての遺伝子から地球規模での研究,バイオ工学を利用したナノスケールの研究,分子から地球スケールでの物質変化の研究,地球の過去・現在の解明と未来の予測等の研究を行っています。

 

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