熱流体・粒子プロセス研究室

微粒子工学のパイオニア


大谷 吉生(教授)


瀬戸 章文(教授)

 気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子=エアロゾル。本研究室はエアロゾルの先端技術に取り組んでいます。

  • 機能性微粒子材料の創製
  • エアロゾルは医薬品、食品、構造材料、電気電子デバイスなど多様な分野の原料として活用されている。そうした微粒子を合成するプロセスを開発している。
  • 試験用標準エアロゾルの調製
  • エアフィルターやエアロゾル計測器の性能を試験するためには標準粒子が不可欠。これら試験用標準エアロゾルを発生させるさまざまな手法を開発している。
  • 微粒子計測装置の開発
  • 気体中の微粒子を計測する、高い分解性能と高感度計測装置を開発している。
  • 塵や静電気の制御装置の開発
  • 空気清浄機などの高性能なエアフィルター、クリーンルームなどの製造工程で重要な静電気や塵の除去装置を開発している。

水で省電力冷房する!


汲田 幹夫(准教授)


東 秀憲(助教)

 本研究室では、省エネルギーを図るシステム、各種エネルギーを有効利用するプロセスを開発研究し、環境適合型社会の構築への貢献をめざしています。

  • 吸着ヒートポンプの蓄冷媒材の開発
  • 現在の冷房機器は代替フロンの圧縮と膨張によって、室内の熱を吸収し、室外へ熱を放出している。吸着ヒートポンプは、この代替フロンの代わりに水を使う。水は真空状態に置かれると熱を吸収して冷熱を生成し、水蒸気になる。吸着剤を冷却しながらこの水蒸気を吸着させ、吸着剤は熱を与えられて水を分離、この水は再び利用される。この過程で使用される電気量はわずか。より効率の高い水蒸気吸着材を開発している。
  • バイオマスのガス燃料化
  • 木屑からより多くのガス燃料を取り出すプロセスを研究している。
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