生物機能工学研究室
生物の能力や仕組みをテクノロジーに活かす
滝口 昇(准教授)
本研究室では、①生物自体の応用と②生物の仕組みを応用の2種を行っています。研究テーマは複数あり、その一部を紹介します。
- ①生物自体の応用
- ①生物自体の応用として、微生物によるバイオ燃料プロセスの開発 食用廃油をバイオディーゼル燃料として再利用する過程では、副生成物としてグリセロールが生じるが、現在、廃棄されている。そこで、微生物を利用してグリセロールをバイオ燃料として再利用する方法を研究している。
- ②生物の仕組みを応用
- ②生物の仕組みの応用として、マウス匂い識別行動の制御系への応用 マウスは周囲の匂いから好物の匂いを選択してその匂いの元へ動く。その匂いの識別・行動のメカニズムを解明して制御システムに転用し、情報処理において重要なものを選択して臨機応変に対処するシステムを開発する。