物質制御研究室
環境中の物質移動を解析し、環境保全に役立てる
川西 琢也(准教授)
本研究質では、環境中の物質移動に関するテーマを設け,自然界や様々な産業における物質の循環を制御する諸技術について研究を行っています。
以下の3つのテーマも環境スケールは違いますが環境中の物質に着目しております。
- 西オーストラリア植林地での炭素循環解析
- 地球温暖化の要因のひとつとされている炭酸ガスを吸収させるため,食用生産と競合しない西オーストラリア乾燥地に植林を行なうとともに、乾燥地全体での炭素循環の動態解析を行なっています。
- 日本海における汚染物質の動態解析
- 東アジア地域の経済発展により,日本海に大量に放出されている恐れのある化学物質の実態把握と動態解析を行なっています。
- 土壌中の汚染物質の拡散防止
- 重金属で汚染された土壌から重金属が溶け出して汚染が広がるのを防ぐため、天然鉱物系吸着剤を用いた処理(不溶化処理)について研究を進めています。